積水化学グループの持続可能性

積水化学グループは、ESG経営において、社会の持続可能性向上と積水化学グループの利益ある成長の両立を目的とし、環境や社会の課題をより戦略的に捉え、その解決に取り組んでおり、その企業活動はグローバルに高い評価を受けています。

“Innovation for the Earth” サステナブルな社会の実現に向けて、LIFEの基盤を支え、“未来につづく安心”を創造します(Vision2030ビジョンステートメント)
「あらゆる世代が豊かな“Life”を享受できる」社会の実現を目指した、「“Life”を支える世界にかかせない企業グループ」になるべく、これからも取り組みを進めていきます。

サステナブルレベニュー

社会課題解決への貢献度を高め、地球や社会のサステナビリティを向上できる製品の創出と市場拡大を加速していくとともに、企業や製品のサステナビリティも向上させていくため、サステナビリティ貢献製品制度を活用していきます。

  • 数値は2022年3月期連結ベース

研究開発費

住宅、環境・ライフライン、高機能プラスチックス、メディカルなどの各事業部門や、コーポレートR&Dで定めた狙いに対して、基礎研究や応用技術から新規事業の開拓まで、先端技術で際立つための研究開発に取り組んでいます。

  • 数値は2023年3月末時点(連結ベース)

科学技術研究への助成

持続可能な社会の形成に向けて、自然に学んだ、環境負荷を低減する未来型の技術開発、設計技術、システムが求められています。積水化学は、自然に学んだ基礎サイエンスの知見を活かし、「ものづくり」さらには「社会課題の解決」に活用する研究活動を支援しています。

ESG経営基盤強化

重大インシデントにつながるリスク軽減活動や、デジタル変革(DX)・人的資本・環境など中長期的な施策に積極的に取り組み、持続的成長と仕込み充実に資するESGマネジメント強化を進めています。

サステナビリティと報酬の連動

2021年度からは役員賞与は全社業績だけでなく、サステナビリティ貢献製品の売上高比率などの非財務指標を含めたカンパニー業績、ROE(自己資本当期純利益率)に連動した支給基準に基づいて報酬額が決定される業績連動報酬となっています。

  • 社外取締役、使用人兼務取締役に支給した使用人分を除く

従業員の定着率

ダイバーシティ、女性活躍推進、従業員の挑戦や自己研鑽を支援、適所適材を実現する仕組み、働き方改革などの実践により、離職率は3%となっています。

  • 2022年度の数値
  • 離職理由に定年、グループ会社への移籍は除く
  • 雇用期間に定めのない従業員(当社から社外への出向者を含む社外から当社への出向者は除く)

主な社外からの評価

ESG指数

DJSI「World Index」 選定

DJSIは、金融インデックス開発大手のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が構成銘柄を選定するESG投資の世界的な株式指標。世界各国の企業を経済、環境、社会の3つの側面から分析、事業活動の持続可能性を評価し、業種ごとに上位の企業を選定するものです。 2023年度は、世界の調査対象企業約3,500社の中から、321社(うち日本企業は38社)が「World Index」に選定されました。

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DJSI「World Index」 選定

DJSI「ワールド・インデックス」

世界で最も持続可能性の高い100社「Global100」に2018年から2023年まで6年連続選出

サステナブルレベニュー※、サステナブル投資(設備投資や研究開発)、サステナビリティと報酬の連動などの項目で高い評価を受け、2018年~2023年までの6年連続選出を含め、これまで8回選出されています。

  • サステナブルレベニュー:環境貢献度または社会貢献度の高い製品・サービスの販売によって得た収益
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世界で最も持続可能性の高い100社「Global100」に2018年から2023年まで6年連続選出

世界で最も持続可能性の高い100社「Global100」

環境

CDP「気候変動」および「水セキュリティ」分野でAスコアを獲得

国際的非営利団体CDPは世界最大の環境データベースを有しており、CDPのスコアは、持続可能でレジリエントなネットゼロ経済に向けた投資や購買の意思決定に広く活用されています。当社は「気候変動」および「水セキュリティ」分野の透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められました。

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CDP「気候変動」および「水セキュリティ」分野の情報開示においてAスコアを獲得

CDP

「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」の認証を再取得(2023年3月)

当社は、2018年に化学業界で世界初のSBT認証を取得。2022年10月、2030年の温室効果ガス排出量削減の新たな目標を制定し、2023年3月、世界の平均気温上昇を産業革命前より1.5℃に抑える科学的根拠に基づいた目標としてSBTイニシアチブの認証を再取得しました。

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「SBT(Science Based Targets)イニシアチブ」の認証を再取得(2023年3月)

SBT(Science Based Targets)イニシアチブ

「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」環境サステナブル企業部門で銀賞受賞

「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」は、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取り組みなどを広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的としています。
環境サステナブル企業は、環境関連の機会とリスクを経営戦略に取り込み、企業価値向上と環境への正の効果を生み出している企業を指し、「リスク・事業機会・戦略」や「KPI」、「ガバナンス」などを評価軸として選出されます。

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「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」環境サステナブル企業部門で銀賞受賞

ESGファイナンス・アワード・ジャパン

人材

「健康経営優良法人大規模法人部門(ホワイト 500)」に8年連続認定

健康経営に積極的に取り組んでいるグループ会社32社を含めての認定となります。 当社グループは従業員の健康推進を経営戦略としてとらえて、すべての従業員が、心身ともにそして社会的にも良好な状態である Well-Beingであることを目指し、さまざまな取り組みを実施しています。

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「健康経営優良法人大規模法人部門(ホワイト 500)」に8年連続認定

健康経営優良法人大規模法人部門(ホワイト 500)