第3回「SEKISUI環境ウィーク」の実施について

―積水化学グループ全体でグローバルに取り組む環境貢献活動―

 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下 貞二、以下当社)は、2013年より「SEKISUI環境ウィーク」を定め、8月1日~7日を中心に、当社グループ全体でグローバルに環境貢献活動に取り組んでいます。
 第3回となる今回の「SEKISUI環境ウィーク」では、ドイツ・コンスタンツでの「欧州こどもエコサミット2015」をシンボルイベントとして9月4日~6日に開催し、当社の会長・社長をはじめとする経営幹部のほか、従業員とその家族を合わせた約80名が参加しました。また、各事業所で独自の環境貢献活動を企画・実施しています。
 当社は2014年度に、環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランTake-Off」(2014~2016年度)を策定し、本計画では、「SEKISUI環境ウィーク」への当社グループ全事業所・全従業員の参加を目標としています。

 

「第3回 SEKISUI環境ウィーク」の主な実施イベントについて

1)シンボルイベント:ドイツ・コンスタンツでの「欧州こどもエコサミット2015」

<「こどもエコサミット」の概要>

 環境意識が高い欧州において、こどもたちに体験型環境教育を経験してもらい、自ら環境活動ができる人材になってもらうことを期待して開催しました。
 期間中こどもたちは、ビーバー生息地の環境保全活動をはじめとし、自然環境に触れるイベントや体験型のワークショップなどを通じて環境について学んだほか、グループディスカッションを経て経営幹部に発表しました。

 

  日にち

:9月4日(金)~6日(日)

  参加者

:根岸会長、髙下社長、加藤プレジデント、平居取締役、 現地グループ会社従業員およびこどもたち

 

ビーバーの住みかとなるヤナギの植林場所にて

ビーバーの住みかとなるヤナギの植林場所にて

 

 欧州には、合わせガラス用中間膜、フォーム(発泡体)、管路更生材料をはじめ、30社以上のグループ会社があり、従業員は約1400名にのぼります。この欧州におけるシンボル的な環境貢献活動の実施など、グローバルレベルで従業員の環境に対する意識を高めたいと考えています。 

 

 

 

こどもたちの発表

 

こどもたちの発表

 

2)各地の取り組み

 シンボルイベント以外にも、各事業所で独自の環境貢献活動を企画・実施しました。

 

<各事業所で実施した環境貢献活動例>

 

①中四国セキスイハイム工業株式会社

 

  工場周辺の清掃活動

 

②環境・ライフラインカンパニー 滋賀栗東工場

 

  場内緑化(植芝)の実施

 

③SEKISUI DLJM MOLDING PRIVATE LTD.(インド)

 

  植樹活動

   

 ①

 ②

 ③

 中四国セキスイハイム工業株式会社 工場周辺の清掃活動

 環境・ライフラインカンパニー 滋賀栗東工場 場内緑化(植芝)の実施

 SEKISUI DLJM MOLDING PRIVATE LTD.(インド) 植樹活動

 

【ご参考】「SEKISUI環境ウィーク」制定の背景・狙い

1)背景

 当社グループは2012年の8月1日~7日に、創立65周年記念イベントとして「世界こどもエコサミット2012」を日本で開催しました。世界の主要事業所の従業員のこどもたち総勢85名が参加して、琵琶湖を題材とした環境学習や異文化交流を行いました。
 このエコサミットでこどもたちからの提言を受け、毎年8月を中心に当社グループ全体で環境貢献活動に取り組む「SEKISUI環境ウィーク」を設けることを決定しました。
 第2回となる昨年は、世界の事業所・関係会社199カ所中175カ所で、地域清掃活動や自然観察などを実施しました。第3回となる今年度の活動については、事業所参加率100%を目指しています。

 

2)狙い

 「SEKISUI環境ウィーク」をはじめとする環境貢献活動の実施を通じ、環境活動推進力の高い人材集団となることで、「環境貢献製品の市場拡大と創出」「環境負荷の低減」「自然環境の保全」の3つの貢献により、「自然資本へのリターンに貢献」し、積水化学グループが目指す姿“生物多様性が保全された地球”を実現していきます。

以上