「化学教室プログラム」が経済産業省「第4回キャリア教育アワード」奨励賞(大企業の部)を受賞

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 積水化学グループでは、「環境」「次世代」「地域コミュニティ」を主な分野とした社会貢献活動を進めており、2007年度からは本業の特性を活かした活動に取り組んでいます。
 そのひとつとして、当社高機能プラスチックスカンパニーでは、2008年度から「化学教室プログラム」と名付けて、当社研究所等の近くにある中学校に出張する「化学教室」を、また各事業所付近に住む小学生を対象に「子ども向け地域イベント」を実施しています。
 この「化学教室プログラム」が、この度、経済産業省の「第4回キャリア教育アワード」において奨励賞(大企業の部)を受賞しましたのでお知らせします。

 

 

■受賞した学習プログラムについて

1.プログラム名称

  「積水化学 化学教室プログラム」

 

2.プログラム概要 

1)出張授業「化学教室」 

 

①対象 中学生

 

高機能プラスチックスカンパニー開発研究所がある大阪府三島郡島本町の中学校2校および積水メディカル(株)ある茨城県龍ヶ崎市の中学校2校の生徒

 

 

②内容

 

 

教員と当社の社員が共同で、単元と連動したプログラム内容を開発。オリジナル実験や社員講師の解説を通じて、化学への興味・関心を高め、理科学習と社会とのかかわりを実感してもらうプログラム。

2)子ども向け地域イベント

 

①対象 小学生(滋賀水口工場、武蔵工場、積水ナノコートテクノロジー(株)、Sekisui America Corporation等でのイベント)

 

②内容

 

 

各地域の事業所の社員が中心になって、プログラム内容を考案した上で、オリジナル実験や社員講師の解説を通じて、化学への興味・関心を高めてもらうプログラム。

 

3.経済産業省からの評価ポイント

1)企業の特性をよく活かしており、理科・化学分野への児童・生徒の関心を喚起し、学校・教員との信頼関係の構築と意見交換をうまく活かしている。

2)将来の日本を牽引する理系人材の育成に役立つ内容となっている。

3)化学教室プロジェクトメンバーのモチベーションを高めようとしている企業としての取り組みが評価できる。

 

4.経済産業省のキャリア教育アワードについて

子どもたちに対し、働くことの意義や学びと実社会とのつながりを伝え、社会的・職業的自立に向けた力を育成する「キャリア教育」の取り組みを推進するため、産業界による優れた教育支援活動を表彰するもの。

 

経済産業省「第4回キャリア教育アワード」ニュースリリースlink

 

ご参考:積水化学グループの本業の特性を活かしたその他の社会貢献活動

1)住宅カンパニー

 

①「“住まいと環境”学習プログラム」

 

 

経済産業省「第3回キャリア教育アワード」奨励賞受賞プログラム。
教員と積水化学グループの社員が共同で進める新しい形の授業を2007年度から実施。
住宅の役割や暮らしに伴う環境負荷について学び、グループディスカッションを通じて家の間取りを考えるとともに、住宅の模型を使って環境に配慮した家づくりを体験する。

 

②2009年度から、全国の販売会社が都道府県の警察と連携し、振り込め詐欺などの防止に関するリーフレットを配布。 

 

2)環境・ライフラインカンパニー

 2009年度から、四国積水工業㈱が地元の中学1年生を対象とした理科授業と工場見学を実施。 

 

積水化学グループの社会貢献活動

 

 

「積水化学 化学教室プログラム」実施の模様①

「積水化学 化学教室プログラム」実施の模様②2

「積水化学 化学教室プログラム」実施の模様

 以上